4月 5, 2021

モールテックスを外部に施工する際の注意点と対策方法

外部へのモールテックス施工21-0405a

こんにちは。
モールテックス正規販売代理店のオフィスTAKAHATA輸入建材事業部です。

ここ数日、モールテックス(MORTEX®)の外部施工のご相談を数多くいただいております。
外部施工の場合は、内部施工に比べ注意点が増えますので、参考になさってみてください。

外部施工時の下地について

モールテックスは、下地の構造的な動きが生じるとクラックが入る可能性があり、雨などによって下地が膨張しないよう、防水性の下地を選ぶ必要があります。

また、什器などに施工する際、外部に持ち出す可能性がある場合は防水性の下地を選ぶのがおすすめです。

建物外壁に施工する場合、地震対策として下地が動きやすい構造になっている可能性があるため、下地をしっかり固定し、メッシュを伏せ込むなどして極力クラックが入らないようにする事も大切です。

外部施工時のプライマーについて

レジデュールやレジパクトGといったプライマーは、水性のため外部では使用できません。

そのため、レジポックスもしくは、モールテックス・カラー2Nとビールクリルの配合比を変え(バルボチン※)、プライマーとして使用します。

※バルボチン:10㎡分
モールテックス・カラー2N 500gに対し、ビールクリル1Lを混ぜ、ローラーで塗布します。

施工時の気温差、施工後の雨などにも注意

モールテックスは、セメント石灰が主成分のため、施工時の気温差、施工後の雨などによって、白華や雨だれの跡が付くことがあるので、研磨後の水洗いをしっかり行い、白華や雨だれの発生を軽減させましょう。

白華についてのコツや対策法は、以前のブログでもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

⇒ 冬のモールテックス施工は「白華(はっか)」に注意!低温時に材料を扱うコツや対策方法

外部へのモールテックス施工21-0405b

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