こんにちは。
モールテックス正規販売代理店のオフィスTAKAHATA輸入建材事業部です。
今回の記事では、BEALSTONE®(ビールストーン)の施工について解説いたします。
前回の記事 ⇒ シームレスな人造大理石デザインが実現可能な建材「ビールストーン」について
ビールストーン施工の流れと基本的な注意点など
BEALSTONE®(以下、ビールストーン)とは、ベルギーにある会社、BEAL International(以下、BEAL社)が開発・販売している、鉱物性の塗材です。
専門性が高いため施工方法は講習会でお伝えしておりますが、主な工程の流れだけご紹介します。
- 材料を混ぜる
混ぜる材料はBEALSTONE POWDER(ビールストーンパウダー)、BEALSTONE LIQUID(ビールストーンリキッド)、BEAL社の顔料、種石 - 下地にプライマー(RESIPACT G;レジパクトG)を塗る
- 型枠をセットして、材料を塗り付ける(流し込む)
- 研磨する
荒研ぎ→巣穴をパウダーで埋める→中研ぎ→小さな巣穴をパスタで埋める→番手を上げて仕上げ - 汚れ防止剤を塗る
汚れ防止剤はREPEL OIL(レペルオイル)またはOIL OH(オイルオーエイチ)
研磨に時間を要するため、工期は1週間程度かかります。
また、研磨の際は騒音が発生し、大量の粉塵が出るため、施工場所や施工時間帯などを事前に確認する必要があります。
なお、種石ですが、伸縮しない物であれば大抵のものが使用可能です。
木やコーヒー豆など、乾燥や吸湿で変形する物は、ポコッと取れてしまったり、周辺にクラックが入る可能性があるので不向きとなるためご注意ください。
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