7月 19, 2021

モールテックス外部施工のトラブル例や注意点など

こんにちは。
モールテックス正規販売代理店のオフィスTAKAHATA輸入建材事業部です。

今回の記事では、モールテックスの外部施工について解説いたします。

モールテックスの外部施工の注意点など

モールテックスは、水場の他に外部でも施工可能な機能性モルタルです。

(下図:窓がある壁面一面をMORTEXで施工)

窓がある壁面一面をMORTEXで施工21-0719

通常のモルタルには無いデザイン性・防水性・強靭な表面強度の特徴があるモールテックスは、わずか2~3㎜程度の薄塗りで施工可能な為、建物基礎の仕上げ等にも数多く活用されております。

外壁施工の場合、下地がラスカット・サイディングボード・モルタルなどの下地のケースが多いと思います。

いかなる場合でも下地の構造的な動きが生じた際に割れが発生する為、施工前に下地の相談や適切な下地処理が必要となります。

また、外部施工の場合の注意点として白華や雨だれなどの汚れが内部施工の場合より目立つ傾向があります。

(下図:ガレージ壁面のダークブラウン部分をMORTEXで施工)

ガレージ壁面のダークブラウン部分をMORTEXで施工21-0719

水による白華を防ぐため、施工業者は研磨後に水洗いを行いますが、水洗いする事によって全面白華してしまうこともあります。また、水洗いを怠ると雨が降った際に雨だれの跡で白華しますので注意が必要です。

モールテックスはアルカリ性で酸性との相性が悪い点も頭に入れておく必要があります。
長年に渡り酸性雨を受けた場合、多少の色あせなどの影響が出る可能性もあります。

定期的なメンテナンスを行うことで綺麗で汚れにくい仕上げにすることも可能ですので、モールテックスの外部施工を行う際にはトラブルの元となる要因とそれらへの対策を事前に押さえておくようにしましょう。

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