11月 11, 2021

モールテックスのコテ押さえのコツと研磨なしで濃淡を出した事例

こんにちは。
モールテックス正規販売代理店のオフィスTAKAHATA輸入建材事業部です。

今回の記事では、コテ押さえのコツについて解説いたします。

モールテックス特有の濃淡は研磨しないとほぼ出ない

MORTEX®(モールテックス)について、多くの方は『濃淡の表情がある』デザインコンクリートをイメージされています。

しかし実のところ、それは『研磨仕上げの場合』のモールテックスの表情であり、研磨なしで仕上げると濃淡はほとんど出てきません。

研磨ありとなしの表情の違い(モールテックス施工)
左側:研磨なし、右側:研磨あり

本当は濃淡の表情が好ましいが施工日数がない現場でサンダーが使えない場合、コテ押さえでも濃淡の表情を出すことは可能です。

コテ押さえで濃淡を出した壁(モールテックス施工)
コテ押さえで濃淡を出したモールテックス施工壁
(株式会社大喜舎・大迫さん撮影)

コテ押さえで濃淡を出すとこのような表情を作り出すこともできます。

もちろん、そう簡単に出来ることではありません。
触るタイミングを間違えると、ぶくが入ったり、部分的に色が濃くなってしまう可能性があります。

あくまでも、モールテックスの施工経験を多く重ねて、感覚が分かってから試してみて頂ければと思います。

また、施工面積によってはサンダーで研磨した方が時間も体力も無駄に消費しません。
あまり気合いを入れ過ぎないことをお勧めします。

以前、「手で研磨できないか?」というご質問を頂いた事があります。
答えは、可能です。体力に自信のある方は是非試してみて下さい。

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