5月 10, 2021

自然素材でホルムアルデヒド放散量が低水準のモールテックスがフォースターを取得していない理由

モールテックス屋外への施工21-0510a

こんにちは。
オフィスTAKAHATAモールテックスサポートです。

今回の記事ではMORTEX®(モールテックス)のフォースター〈F☆☆☆☆〉取得状況について解説します。

時折お問い合わせいただくのですが、結論としてモールテックスはフォースターを取得しておりません。

フォースターは日本工業規格(JIS)における(壁紙の)ホルムアルデヒド放散量に関する基準で、JIS工場で生産されるJIS製品には表示が義務付けられています。F☆~F☆☆☆☆の4段階で表示され、最高ランクの場合、F☆☆☆☆取得となります。

一方で、モールテックスはベルギーの会社であるBEAL社(BEAL International)の製品です。JIS製品ではないので表示義務がなく、フォースター認定を取得していないという状況なのです。

しかし、フォースターを取得していない=安全ではないというわけではありませんのでご安心ください。

モールテックスは世界共通規格「ISO9001」を取得している

モールテックスはベルギーの試験機関において、ISO9001に基づいた揮発性有機化合物の放散に関する試験を受けており、安全性が確認されています。

ISOはInternational Organization for Standardizationの略称で、世界共通の規格です。JIS規格の中にはISO規格に対応しているものもあるなど、信頼できる規格です。

例えば、モールテックス・カラー2Nの施工面については、ホルムアルデヒドやアセトアルデヒド、トルエンなど測定する11種の揮発性有機化合物について、最高ランクのclass A+を取得しています。

VOC試験の評価シートについて、フランス語表記にはなりますが、ご必要な場合はお問い合わせください。

自然素材でホルムアルデヒド放散量が低水準のモールテックスがフォースターを取得していない理由

上図は2Nの施工面についてのVOC結果の抜粋です。ホルムアルデヒドやトルエンなど、測定したすべての化合物について、最高評価(Class A+)と判定されています。

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